SCSKは2024年4月1日、愛媛県新居浜市にて街全体で敷設したメッシュネットワークと、小型で薄いタグを活用した、街全体のくらしの安心を見守る「CollaboView見守り」を 2024年5月より提供開始すると発表した。
メッシュネットワークは拡張性が高く、新たに各種センサーの接続を行う際には追加の投資は不要であるため、同ソリューション以外にも、行政サービスのデジタル化で活用することができ、街全体のスマートシティ推進で継続的に利用可能だという。
タグの活用により、タグを所持している子どもや高齢者の行動情報を把握することが可能。また、子どもや高齢者が特定の場所(小学校・塾など)に到着した際、親側のスマホアプリに到着通知を送付するという。災害発生時にも、タグを所持している子どもや高齢者、要介助支援者などの避難状況を即時に把握できるとのこと。
また、街にあるモノの見守りと、各種センサーの情報を同ソリューションで一括監視することで、リアルタイムにモノの状況を把握できる。さらに、同ソリューションが、各種センサーの通信を一元化することで、センサーごとに発生している通信費を大幅に削減できるという。
CollaboView見守りの概要
SCSKは、愛媛県新居浜市を CollaboView 見守りのモデル導入自治体とし、50自治体への導入を目指すという。