パロアルトネットワークスは2012年1月17日、駒澤大学がキャンパスネットワークの更改に際して同社の次世代ファイアウォール「PA-4020」と「PA-2020」を導入したと発表した。
駒澤大学のキャンパスネットワークシステム「KOMAnet」では従来、インターネットゲートウェイおよび事務系セグメントの間で合計9台のUTMを運用していたという。しかし、脅威防御機能を使用するとスループットが低下するため別途IPS/IDS装置を運用するなど、セキュリティインフラが複雑化していた。それが今回、インターネットゲートウェイにはスループット2Gbps(脅威防御使用時2Gbps)のPA-4020×2台、事務系セグメント境界にはスループット500Mbps(脅威防御使用時200Mbps)のPA-2020×2台のシンプルな構成に変更することで、コスト削減を達成できたという。また、PAシリーズのアプリケーション可視化・制御機能の活用により、セキュリティ対策の強化もなされたとのこと。