東急など、基地局シェアリングで5Gエリアを東急線沿線に拡大

東急、東急電鉄、Sharing Design(以下、SDI)は2024年2月19日、東急線沿線の駅を中心とした各所において、3月より基地局シェアリングによる5Gサービスを順次開始すると発表した。

基地局シェアリングは、移動体通信事業者が各社個別に基地局に関連するインフラ設備を構築するのではなく、シェアリング事業者が構築したアンテナや配線などの基地局設備を共用する仕組み。基地局整備に関わる環境負荷を低減するとともに、増大する設備投資を効率化することができる。

東急は、創業以来「まちづくり」を通じた社会課題解決に取り組んでおり、今後も5G環境を含むデジタル都市基盤の整備を進めることで、エリア価値の継続的な向上を目指していく。東急電鉄は、鉄道が誰もが利用しやすい安全・安心な都市交通であり続けるため、同サービスを通じて駅・トンネルなどの鉄道施設のさらなる快適化を進める。SDIは、基地局シェアリングによる5G通信基盤の早期整備を通じて、5Gサービスによる新しい体験、豊かな暮らし、スマートで創造的な地域社会の実現に貢献するとしている。

対象となる施設は以下の通り。
駅施設:
田園都市線 溝の口駅、青葉台駅、長津田駅、中央林間駅
東横線 自由が丘駅、田園調布駅、多摩川駅、武蔵小杉駅、日吉駅、反町駅、横浜駅
目黒線 目黒駅、武蔵小山駅、西小山駅、洗足駅、大岡山駅、田園調布駅、多摩川駅、武蔵小杉駅、日吉駅
大井町線 大井町駅、大岡山駅、自由が丘駅、溝の口駅
池上線 五反田駅
東急多摩川線 多摩川駅
東急新横浜線 日吉駅、新綱島駅、新横浜駅
こどもの国線 長津田駅(計30駅)

商業施設:
渋谷スクランブルスクエア、東急歌舞伎町タワー、渋谷フクラス、渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム、グランベリーパーク(計6施設)

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