バッファローは2024年2月7日、法人向けVPNルーター「VR-Uシリーズ」用のUTM機能拡張ライセンスパック「VR-UTMシリーズ」を2月中旬に発売すると発表した。VR-Uシリーズで、UTM(統合脅威管理)機能が利用可能になる。
同ライセンスパックのUTM機能は、デジオンの「DIXIM Security Business」を採用しており、「Webフィルタリング&アプリケーション制御」、「Webレピュテーション」、「IDS/IPS(不正侵入検知/防御システム)」が利用できる。
UTM有効時に通信性能が落ちにくい設計のため、通常業務に支障をきたさない通信環境を維持できるほか、脅威情報の参照元に日本国内のサイバーリスクに対応した脅威情報を提供するNICTのデータベースが含まれており、日本国内でより安心して使えるとしている。
ライセンス期間は1~5年の間から選べ、最長7年まで延長可能。ライセンス価格は1年の場合が2万1780円、2年で4万3560円、3年で6万4020円、4年で8万5360円、5年で10万5600円となっている(いずれも税込)。
バッファローの独自調査によると、中小企業のUTM導入率は3割未満。中小企業が導入しやすいUTMとして本商品を発売し、中小企業のネットワークセキュリティ課題解決を支援するとしている。