NTT東日本は2011年12月22日、フレッツ光ユーザー向けの電力見える化サービス「フレッツ・ミルエネ」を発表した。同社では7月から家庭内の消費電力等を可視化するサービスをトライアル提供してきたが、1月下旬から商用サービスとしての提供を始める。
フレッツ・ミルエネは、専用の分電盤計測器や電源タップを活用して家庭全体や家電個別の消費電力量を推計・計測。PCやスマートフォン、同社の「光iフレーム」のブラウザで閲覧できるサービス。月毎に設定した目標の達成度合いや、地域・家族構成などの属性毎のランキングなどを表示する機能も備えている。分電盤計測器および電源タップと無線親機をつなぐ無線インターフェースには、IEEE802.15.4/ARIB STD-T66を採用する。
フレッツ・ミルエネの料金は、初期登録費用が2100円、月額利用料が210円。また、フレッツ・ミルエネ対応機器については、無線親機と分電盤計測器がレンタル提供の形で月額利用料はそれぞれ105円。一方、電源タップは売り切り提供となっており、1台4200円となっている。なお、無線親機と分電盤計測器についても、機器販売による提供を検討しているという。