NTTは2023年11月22日、「NTT IOWN Technology Report 2023 ~Acceleration to the Future~」レポートを特設サイトで公開した。
「NTT IOWN Technology Report 2023 ~Acceleration to the Future~」特設サイト
レポートは日本語版で全48ページ、英語版で全44ページからなり、IOWN構想の成り立ちから最新の取り組みをまとめている。2019年に発表したIOWN構想は、2023年3月に「APN IOWN1.0」としてサービス展開が始まった。このレポートでは、実現のフェーズに移りつつあるIOWNを構成する要素技術のアップデートや、AI活用の取り組み状況を中心に紹介している。
また、IOWNを支えるオールフォトニクスネットワークと光電融合デバイスが発展した2030年にはデータセンターがどう変わっていくかや、IOWNが支えるLLM(大規模言語モデル)によって医療、コミュニケーションなどの各領域がどのように変化しているかを構想する有識者の対談も掲載。実装が進むデジタルツインコンピューティング(DTC)についてもページを割いている。
レポートの主な目次は以下のとおり。
INTRODUCTION:新たな価値創造と持続可能な社会の実現
IOWN躍動:光とAIから見えてくるこれからの社会
IOWNを支える2つの柱
APN(All-Photonics Network)
光電融合デバイス
IOWNから見えてくる2030年の世界
APN:APNが支えていくレジリエントなデータセンター
IOWN for LLM [1]:IOWNが支える生成AIと新たな医療コミュニケーション
IOWN for LLM [2]:IOWNが支える生成AIと人間のクリエイティブな未来
DTCが提供する豊かな都市生活のインフラ