ソフトバンクモバイル、クレディセゾン、アメリカン・エキスプレス、大日本印刷、ジェムアルトの5社は2011年11月15日、AndroidスマートフォンによるNFCの実証実験を開始した。
この実験は、国際標準規格に準拠しているアメリカン・エキスプレスの非接触型決済テクノロジー「expresspay」を用いて行うもの。NFC対応スマートフォンを使って、加盟店舗内に特別に設置されたexpresspay対応カウンターで非接触IC決済が行える。
ソフトバンクモバイルは、Android向けアプリケーション、Androidスマートフォン、NFC対応USIMカード、モバイルNFC関連のTSM(Trusted Service Manager)を提供する。なお、TSMとは、NFCを利用した様々なサービスと、それらサービスに関連するユーザー情報を安全に管理するためのサーバーシステムのことである。サービスプロバイダーTSMやexpresspayアプリケーションの発行はクレディセゾンが担当する。
実験期間は来年2月までの3カ月間。参加者は実験参加企業の関係者のみとなっている。