アイコムは2023年10月4日、Wi-Fi 6準拠の小型アクセスポイント「AP-96M」を発売した。中小規模の店舗や施設での利用を見込む。
理論上の通信速度は1.2Gbpsで、2波同時通信にも対応しており、高速で安定したデータ通信ができるとしている。また、5GHz帯(W52/W53/W56)は144chを含む20チャンネルに対応し、トラフィックの多いチャンネルを避けたスムーズで干渉の少ない通信が可能としている。2.4GHz帯は13チャンネルをサポートする。
セキュリティ面ではWPA3/WPA2(パーソナル/エンタープライズ)のほか、IEEE 802.1Xに対応する。
ほか、PoE対応や、最大16グループの仮想APを設定可能な点などを特徴としている。
同社製の無線LANコントローラー「RC-AP10」(近日対応予定)、アクセス集中管理ツール「RS-AP3」と組み合わせ、統合的なネットワーク管理環境を構築できるとしている。
サイズは、約160.9(横)×160.9(奥行き)×33.2(高さ)mm (突起物を除く)、重量は約380g。価格はオープン価格となる。