NTTドコモは2011年9月29日、広域災害・停電時における人口密集地の通信確保を目的とした「大ゾーン基地局」を、全国で初めて名古屋市と岐阜市の2カ所に9月28日に設置したと発表した。大ゾーン基地局は災害時専用の基地局で、半径約7km、360度のエリアをカバーできる。また、無停電化と伝送路の2ルート化により信頼性を確保している。
ドコモでは2011年中に全国100カ所に大ゾーン基地局を設置する計画だが、東南海地震への対策を優先し、まずは名古屋市と岐阜市への設置を行ったという。
大ゾーン基地局のイメージ |