SBテクノロジーは2023年8月21日、Microsoft Azureをはじめとしたクラウド環境において、不正アクセスや情報漏洩につながる設定不備やインシデントを検知・通知するクラウド保護サービス「クラウドパトロール」の提供を開始した。

「クラウドパトロール」サービスの概要図

インシデント発生につながる設定不備やインシデント発生が疑われるアラートの監視・通知を行うサービスで、監視は60分ごとに自動で行われ、新たなリスクを検知する度に通知する。迅速な対応が求められるアラートのみを抽出して通知するため、優先度の低いアラートに埋もれることなくリスクを早期発見することが可能という。

さらに、意図しないポート開放など高リスクな設定を検知した場合、自動で設定変更も可能だ。対応するクラウドサービスはMicrosoft AzureとAWS（Amazon Web Services）。GCP（Google Cloud Platform）は2023年内の対応を予定している。

本サービスの初期費用は不要で、保護対象1000アセット（Azure：サブスクリプション数、AWS：アカウント数、GCP：プロジェクト数の合計）まで月額5万円にて提供する。なお、2023年10月31日まで無償トライアルを実施する。