富士ソフトは、モバイル通信端末やIoT機器、回線などの通信環境の統合的な管理や制御を可能にする新サービス「＋F MDM LiNK（プラスエフ エムディーエムリンク）」を2023年7月27日に販売開始した。

同社が今年2月に発売した5Gモバイルルーター「+F FS050W」（参考記事：富士ソフト、eSIMが利用可能なデュアルSIM対応5Gモバイルルーターを発売｜BUSINESS NETWORK）に対応し、端末の遠隔管理や設定・操作、状態監視に加え、eSIMのインストールやアクティベートを行うことができる。

＋F MDM LiNKの特徴

今後、同社が販売する「+F 」シリーズの通信端末や、他社製品にも対応機器を広げるという。また、顧客の用途に合わせた柔軟なカスタマイズやシステム開発に対応し、APIの提供や様々なIoTプラットフォームとの連携を通じてIoT・5G市場の更なる活性化と拡大を目指すとしている。

＋F MDM LiNKの活用シーンと効果

サービスは法人専用。料金は、初期設定料が5アカウントあたり3万円、端末登録料が1台あたり1000円、月額基本サービス料が1台あたり500円となる（価格はいずれも税別）。3カ月のトライアルプランも用意する。