東陽テクニカ、超小型のLTE/5G/ローカル5G電波モニター新製品を発売

東陽テクニカは、LTE/5G/ローカル 5Gモバイルネットワークモニター「Sigma(シグマ)」シリーズの最新モデル「Sigma-One(シグマ-ワン)」を、2023年6月14日に発売する。メリテックが新たに開発した製品で、狭い場所や空中でも使用できるよう、超小型化を実現した。

Sigma-Oneの外観

Sigma-Oneの外観

SigmaシリーズはLTE/5G/ローカル 5Gモバイルネットワークのモニター製品で、スマートフォン等のデバイスと基地局の間の通信ログを収集し、無線品質やスループットなどを観測。電波や問題事象を可視化する。

新製品の「Sigma-One」は、超小型PCにLTE/5GデバイスをUSBで接続し、無線データを収集する。スマートフォンやルーター(CPE)、テレマティクス制御ユニットなど様々なデバイスに接続できるため、ネットワークの無線品質測定をはじめ、場所の制約により従来は難しかったコネクテッドカーと基地局間の通信モニターなども可能になるという。

セルラーV2Xへの適用例(左)と、5G/ローカル5Gへの適用例

セルラーV2Xへの適用例(左)と、5G/ローカル5Gへの適用例

製品本体のサイズは13×8×2cmで、重量は230g。メリテック社のサーバソフトウェア製品「Centra-SD」からリモート制御・監視するため、無人で測定・モニタリングが可能だ。観測データはCentra-SDに集約される。

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