遠隔でのコミュニケーション手段といえば昔は電話やFAXで、インターネットの普及後もメールやチャットなどのテキストが主流だった。だが、ブロードバンド回線やカメラを搭載したスマートフォンの普及に伴って「動画」が当たり前のものになりつつある。
動画の情報量は多いが、それだけに高いクオリティが求められる。Web会議を体験したならば、利用感にはまだまだ課題があることも分かるだろう。ちょっとした途切れやずれが気になり、目の前にいるときのようにはスムーズにやり取りしにくいと実感した人も多いのではないだろうか。
業務用の動画伝送となればなおさらだ。例えば遠隔操作の際、現場で実際に起こっていることと、送られてきた映像との間に大きな遅延が生じると、的確な状況判断や指示が困難になる恐れがある。そのずれを解消し、超低遅延で、まるでそこにいるかのような動画伝送を実現するのがIBEXテクノロジーのコーデック技術だ。