シスコがWebexにAI新機能を搭載、Callingのユーザー数は1000万を達成

シスコシステムズは2023年4月13日、新しい目的別Webex人工知能(AI)機能を発表した。ハイブリッドワークの体験向上を目的に、Webexに複数のAI機能を搭載する。また、合わせて、Webex Callingが前年比でほぼ2倍となる1000万ユーザーを達成したことも発表した。

新たに搭載されるAI機能は、目的別に3つある。

1つめは、会議室で利用するWebexデバイスの「Cisco Room OS」の新機能だ。カメラが音声や顔認識によって個人を追跡し、自動的にビューを切り替え、発言中の参加者を最適なアングルから捉える。

また、IT管理者がオフィス内のコラボレーション空間に仮想的な境界線を設定し、これを「会議ゾーン」とすることもできるようになる。この機能では、各参加者をフレーミングして密集させ、必要のない空間は削除する。設定された境界内の人だけが会議参加者として表示されるため、オープンスペースやガラス壁の会議室等でも、無関係な人の映り込みがないため会議に集中できる。

2つめは、Webexアプリケーションの新機能。どのような環境でもベストな状態で会議に臨めるように、自動的に光の具合を調節し、暗すぎたり明るすぎたりする環境を改善する機能を搭載。例えば、屋外の晴天下で仕事する場合に、露出不足の映像を調節して人物がよりクリアに見えるようにする。

参加者の仕草を検出して相手により伝わりやすくするモーション検出機能も加わる

参加者の仕草を検出して相手により伝わりやすくするモーション検出機能も加わる

また、ユーザーがWebex会議の席を立つと自動的に「すぐ戻ります(BRB)」のメッセージを表示。背景をぼかして、音声をミュートに切り替えまる機能も加える。

3つめとして、コンタクトセンター向けソリューション「Webex Contact Center」、「Webex Connect」への自己学習機能の搭載も発表した。

コンタクトセンターの通話記録を集約し、傾向を簡潔にモデル化してビジネス解析に活用することで、顧客がコンタクトセンターに連絡してくる主な理由を明確にする機能など、複数の機能がある。

これらWebex AIの新機能は、2023年中に順次展開する予定だ。

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