バッファローは2023年4月5日、法人向けレイヤー2スイッチの2製品と、全ポートギガビット対応のスイッチングハブの新製品を発表した。
バッファロー製法人向けレイヤー2スイッチ「BS-GU2216P」
発表したスイッチの新製品は、「BS-GU2216」と「BS-GU2216P」。いずれも全16ポートがギガビットイーサネットに対応するアンマネージスイッチ。BS-GU2216PはIEEE 802.3af規格に対応したPoEモデルで、複数台のネットワークカメラやWi-Fiアクセスポイントへの給電が可能だ。最大給電能力に近づいたり超えたりするとLEDで通知する機能も備える。なお、最大給電能力は120W。
これらのスイッチは金属筐体を採用し、0℃から50℃の環境下で動作する。ファンレスによる静音、ACアダプタ内蔵も特徴とする。
ネットワークのループ構成を検知し該当ポートを自動的に無効にする「ループ防止機能」、ポートの使用状態を自動判断し供給電力を制限する「おまかせ節電」、データが流れていない時の電力を自動的に削減する「おまかせ節電NEXT(Energy Efficient Ethernet、IEEE 802.3az準拠)」を搭載する。
標準保証期間は3年間だが、購入から30日以内にWebから登録すると、保証期間が2年延長され最大5年間の保証が提供される。最長7年まで保証期間を延長する別売りの保守パックも用意する。
BS-GU2216は価格が2万6180円(税込)で2023年7月中旬の発売予定、BS-GU2216Pは価格が5万1480円(税込)で2023年7月中旬の発売予定。
バッファロー製スイッチングハブ「LSW5-GT-16NSR」
スイッチングハブ「LSW5-GT-16NSR」も16ポートすべてがギガビットイーサネットに対応する。ループ検知機能のほか、上記L2スイッチと同様のおまかせ節電機能、おまかせ節電NEXT機能を搭載する。放熱性に優れた金属筐体を採用しているため、ファンレス筐体でコンパクトなデザインとのことだ。
価格は2万4090円(税込)で、2023年4月下旬の発売を予定する。