【ワイヤレスジャパン】UQがWiMAX 2のロードマップを発表――既存サービスも上りを15Mbpsに高速化へ

KDDIブース内のUQコミュニケーションズのコーナーでは、WiMAX 2についてパネル展示をしている。

WiMAX 2は、下り最大330Mbpsが可能な次世代サービス。今年3月にIEEEの規格標準化が完了し(IEEE802.16m)、12月にはWMF(TWG)標準規格の標準化が完了される予定。2012年上期にWiMAXフォーラムで機器認証が開始され、その後WiMAX 2関連の製品がリリースされる。

WiMAX 2の特長とリリースに向けたロードマップ

これにともない、UQでは、今夏にWiMAX 2のフィールドテストを実施する予定。システム性能評価として、大容量伝送速度や伝送遅延に関わるパフォーマンス評価を実施するとともに、VODストリーミングなどのアプリケーションを用いた評価試験も行う。

2012年のWiMAX 2導入に先駆け、2011年中に既存サービスの高速化を図る。上りの通信について、64QAMを適用することで、現在の最大10Mbpsから15Mbpsにアップさせる。

「WiMAX Speed Wi-Fi」ブランドで提供されるパートナー各社のWiMAX対応モバイルWi-Fiルーターも展示されている

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