NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2011年5月12日、米RealityMobile社のモバイルビデオコラボレーションシステム「RealityVision」を5月16日から販売開始すると発表した。
RealityVisionは、遠隔地で緊急に対応すべき問題が発生した際などに、各地に分散した現場作業者や対策本部、専門家がリアルタイムに映像を確認・共有するためのシステム。スマートフォンやPC、市販の定点カメラがクライアント端末として利用できる。また、ネットワークとしては携帯電話網、Wi-Fi、衛星通信網が利用可能だ。
例えば、現場作業者から遠隔地へ撮影したライブ/保存映像を送信したり、対策本部から現場作業者へ映像やファイル、指示を送信するなどのことができるという。また、スマートフォンのGPS機能を使い、地図情報との連動を行うことも可能だ。
標準価格は最小20ライセンスで1800万円~となっている。
RealityVisionの画面イメージ |