SPECIAL TOPIC用途が広がるi-PRO製カメラ AIプロセッサ搭載で高度なエッジ処理

セキュリティカメラは古くからある製品だが、デジタル化、IP化そしてAIの搭載で大きく変貌している。映像のデータ量は解像度が高くなればなるほど大きくなり、多数のカメラ映像を中央で処理するとなると、システム規模は増大し、リアルタイム性の確保も困難だ。こうした問題をi-PROのAI搭載カメラが解決する。

AIカメラとは、ディープラーニングによる画像認識など、AI機能を搭載したカメラをいう。特にAIカメラの製品化が目立つのが、「セキュリティカメラ」と呼ばれる領域だ。セキュリティカメラは、元々は防犯用だが、最近は工場ラインのモニタリングや店舗でのマーケティングなどさまざまな用途に使われている。

i-PRO社は、セキュリティカメラ国内トップシェアのメーカー。パナソニックのセキュリティカメラ部門が統合、独立して生まれた。セキュリティカメラシステムや関連システムのほか、産業用、医療用カメラなどのラインナップを持つ。

街中でよく見かけるボックス型やドーム型、そしてカメラが可動するPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラなどさまざまな形状のカメラを製品化している。

i-PRO セールス統括 アカウントデベロップメント マネージャーの松田栄治氏によれば、現在セキュリティカメラ市場は「低価格の製品と高性能AIカメラに二極化してきている」という。

i-PRO セールス統括 アカウントデベロップメントマネージャー 松田栄治氏

i-PRO セールス統括 アカウントデベロップメントマネージャー 松田栄治氏

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