NTTコミュニケーションズは2022年11月24日、IOWNのオールフォトニクスネットワーク(APN)を用いたリアルタイム遠隔合唱の実証実験を東京-大阪間で実施すると発表した。
実証実験の場は、大阪城ホールで12月4日に行われる合唱コンサート「サントリー1万人の第九」の第40回記念講演。大阪城ホールと光ファイバー長で約700km離れた東京・大手町のNTTコムの拠点、NTT西日本の大阪・京橋の拠点の3カ所をAPNでつなぎ、違和感なく遠隔合唱できるかを検証する。
IOWN構想の構成要素の1つであるAPNは、途中で電気信号に変換することなく、エンドエンドで光信号のままで伝送するネットワーク。従来のネットワークと比較し、大容量かつ低遅延・低ジッターの通信を実現できる。