IDC Japanは2011年3月9日、国内Storage as a Service市場に関する予測を発表した。これによると、2010年の同市場の売上は前年から7.8%成長し、225億800万円になる見通し。また、2009年から2014年までの年間平均成長率は6.9%で、2014年の市場規模は314億円になる。同社リサーチマネージャーの鈴木康介氏は「今後は、モバイル環境での生産性向上と、中堅中小企業のデータ保護/事業継続対策の2つが同市場の成長を牽引する顧客ニーズとなると考えられる」と分析している。
なお、同調査は主にビジネス用の有料サービスを対象にしており、宣伝広告などを収益源に運営されているコンシューマー向けの無償サービスは対象としていない。
2005年~2014年 国内Storage as a Service市場 売上実績および予測(出典:IDC Japan) |