NTT東日本と東芝グループは2010年5月10日、中堅・中小企業向けビジネスでの協業を発表した。デジタル複合機やPCなどのオフィスICT機器とネットワークサービスの一体提案により、中堅・中小企業におけるビジネス拡大を図るのが両社の狙いだ。
協業の中身は次の3つ。1番目は、ICT機器販売支援だ。東芝製のオフィスICT機器をNTT東日本がユーザー企業に提案する際、東芝グループが支援する。まずは5月から、デジタル複合機について東芝テックビジネスソリューションによる販売支援を開始する予定だ。
2番目は、ネットワーク構築支援だ。東芝グループ各社がユーザー企業からネットワーク関連の引き合いを受けた際、NTT東日本がネットワークサービスの提案や構築支援を行う。
最後は、保守サポート支援である。NTT東日本のネットワークサービスを利用するユーザー企業が、東芝製のオフィスICT機器を導入する場合、NTT東日本がワンストップでの保守サービスを提供する。開始は6月からの予定。
当初協業に参画する東芝グループの会社は、東芝テック、東芝テックビジネスソリューション、東芝情報機器だが、今後さらに参加企業を増やしていく予定だという。