リコーは2022年10月3日、エッジデバイスやアプリケーションとのデータ共有・連携を行えるクラウドストレージサービス「RICOH Drive」の提供を開始した。
従来から提供しているオンラインストレージサービス「RICOH SnapChamber」をリニューアルしたもので、強固なセキュリティと、直感的な操作が可能なユーザーインターフェースが特徴だ。
RICOH Driveの利用イメージ
端末認証、二段階認証、ファイル暗号化、ログ管理等の多様なセキュリティ機能を備えており、ファイルと通信経路の暗号化と、アクセス制限、ログ管理によって社内・外を問わず安心してデータ共有が可能。さらに、RICOH DriveのIDを持たない外部ユーザーとのファイル送受信の際には、メールアドレス認証とワンタイムパスワードの発行によって誤送信を防止できる。
外部との資料共有のイメージ
データは日本国内に保管。容量は無制限で、100世代までファイルの版管理が可能。契約プランによって、月間にアップロードできるデータ容量の上限が変わる。
料金プランは、月間アップロード容量が3GBまでの「Starter」、同7GBまでの「Standard」、同20GBまでの「Pro」の3種類。1ユーザー当たりの月額利用料（税別）はStarterが1050円、Standardが1600円、Proが2500円となっている。
操作は一般的なWebブラウザで行い、IDを持たない外部ユーザーに対してもブラウザ上での簡単な操作でファイルを送受信できる。RICOH Drive上での動画再生もサポートする（.mp4/.mov/.m4vに対応）。
また、リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration」を介して、複合機をはじめ様々なエッジデバイスやアプリケーションと連携が可能だ。
