ナカヨ通信機は2011年1月20日、ビジネスホンおよびSIPサーバーに接続してマルチメディア端末として利用できるAndroid端末を開発、4月から発売開始すると発表した。出荷は7月からの予定。
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ナカヨ通信機が開発したAndroid端末。充電台設置時はハンドセットにより通話可能 | ディスプレイ部だけをタブレット端末として利用することもできる |
このAndroid端末は、タッチパネル式の7インチ液晶を搭載。ハンドセット付きの充電台から取り外して、ハンズフリー通話対応のタブレット端末として利用することもできる。通信インターフェースは、10BASE-T/100BASE-TX×1ポートとIEEE802.11b/g。NTT東西のNGNもサポートしている。このほか、30万画素CMOSカメラやセンサー入力、電子メール、映像入力などの機能を備え、テレビ電話やWeb会議にも利用できるという。
ナカヨでは、同端末を各種ビジネスホンやSIPサーバーと接続し、さまざまなクラウドサービスやアプリケーションを利用するための汎用マルチメディア端末として拡販していく計画。福祉・医療、集合住宅、店舗、各種サービス業、教育等の幅広い分野での利用を見込んでおり、ソフトベンダーなどとの協業による企業向けアプリケーションの開発も随時進めていくという。販売目標は2年間で3万台。