リバプールFCがエクストリームのWi-Fi 6E採用、アンフィールドのデジタル化へ

エクストリームネットワークスは5月18日(米国時間)、英プレミアリーグに所属するリバプールフットボールクラブ(リバプールFC)が、公式Wi-Fiネットワークソリューションプロバイダーおよび公式Wi-Fi分析プロバイダーとして同社を選定したことを発表した。パートナーシップ契約は複数年にわたり、2022年後半から製品/ソリューション導入を開始する。

本契約の一環として、リバプールFCのホームスタジアムであるアンフィールドスタジアムにExtreme Wi-Fi 6Eアクセスポイントを設置する。ファンはモバイルチケットや売店などのデジタルアメニティを活用し、NFT(Non Fungible Token:非代替性トークン)などのスタジアム内の活動に参加することができるようになるという。

将来的にはAR(拡張現実)/VR(仮想現実)等の新サービスを展開するためのインフラをクラブに提供する。

また、スタジアム内ネットワークに接続するユーザー/デバイスの状態を可視化・分析する「ExtremeAnalytics」も導入する。

これにより、リバプールFCは、ファンの足取り、スタジアム全体のアプリ利用状況、人気のある売店、ファンが最もデジタルに関与する試合中のポイント等のデータをリアルタイムで取得することができる。これらの洞察によって、リバプールFCはデータに基づく意思決定を行い、よりパーソナライズされたファン体験を提供し、試合当日の運営効率を向上させることができるとしている。

 

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