JTOWER、キャリア5Gの通信設備と共用可能なローカル5G共用装置を開発

JTOWERは2022年2月8日、ローカル5GのSub6帯域に対応した共用装置の開発を完了したと発表した。今後同社は、共用装置の市場導入に向け、順次主要なローカル5G無線システムとの接続等試験を行い、2022年内の商用化を目指している。

サービス展開イメージ

今回新たに開発したローカル5G対応装置は、すでにJTOWERが商用化しているキャリア5G対応の共用設備との一部共用が可能となる。これにより、省スペース・省電力化に加え、資材や工事工数が削減されることで、環境に配慮した、より効率的なネットワーク整備が実現され、キャリア5Gとローカル5Gの屋内における新たなシェアリングモデルの構築を目指すという。

JTOWERは2020年12月にSub6帯域を活用したローカル5G SAシステムの実験試験局免許を取得し、ローカル5Gの実証を開始した。JTOWER本社ビルの「JTOWERローカル5Gラボ」内に環境を構築し、オフィス内環境および本社ビル周辺の屋外環境にて、電波の測定、システム性能の検証、各種デバイスやソリューションとの接続検証を行うなど、ノウハウの蓄積を進めてきた。

同ラボ内においてもローカル5G対応装置とローカル5G無線システムとの接続等試験を行えるよう、実験試験局免許申請を行ったという。

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