SPECIAL TOPIC煩雑な複数拠点のネットワーク管理 簡素化・最適化でパフォーマンスを上げるには

複数拠点を展開している企業において、DNS・DHCPサーバの管理が統合されていないために、設定変更やバージョンアップ、パッチの適用作業に管理者の負荷がかかっている、SaaSへのアクセスの遅延がたびたび発生する…。このような課題には、ネットワークを簡素化・最適化する必要がある。

今や多くの企業や組織に浸透しつつあるクラウドファースト。テレワーク普及の後押しもあり、クラウドサービスの利用が増加している。このようなクラウドファースト時代においては、従来のように本社・データセンターと複数の拠点をWANで結んで、インターネット接続を集約するネットワーク構成のあり方も変えていく必要がある。

解決のカギは業界初の”SaaS型”DDIInfoblox社が提供する「BloxOne DDI(以下、B1DDI)」は、小規模な支店や営業所、工場などを多数抱えている企業向けに特化した、業界初のSaaS型DDI(DNS/DHCP/IPAM)製品。Infoblox社は1999年に米国シカゴで設立された(現在の本社は米国サンタ・クララ)、DDIおよびネットワーク構成管理製品などを手がけるリーディングカンパニーである。創業以来、世界中の最新テクノロジー・製品に独自の付加価値を与え、国内外のものづくりを支援してきたマクニカは2011年より、Infoblox社の国内一次代理店として、同社ソリューションの提供に関わっている。

B1DDIの主な機能は次の4つ。第一に拠点の仮想基盤上にサーバを展開し、クラウド上でDDIサービスを一元管理する。第二にクラウド上で管理するので、バージョンアップ、パッチの適用を自動的に実施する。第三にInfoblox社が提供するDNSセキュリティ製品「BloxOne Threat Defense(以下、B1TD)」と連携することで、セキュアDNS機能を付加することができる。第四はもちろん、DDI機能を提供することだ。

図表1 業界初のSaaS型DDI(DNS/DHCP/IPAM)製品

図表 業界初のSaaS型DDI(DNS/DHCP/IPAM)製品



B1DDIが小規模ユーザー向けと謳っているのは、サイジングのベースがIPアドレスだからだ。拠点数は無限に増やすことができるため、「小規模な拠点を多数抱えていればいるほど、コストメリットが出ます」とマクニカ ネットワークス カンパニー Infoblox製品担当の秋山香絵氏は説明する。

マクニカ ネットワークスカンパニー Infoblox製品担当 秋山香絵氏
マクニカ ネットワークス カンパニー Infoblox製品担当 秋山香絵氏

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