NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク3社がSMSの番号を共通化

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は2021年6月28日ショートメッセージサービス(SMS)の利用促進に向け、個人のユーザーが企業とSMSを送受信するために利用する番号を共通すると発表した。今日から順次対応していき、NTTドコモとKDDIがまずは共通化した後に、10月からソフトバンクも共通化していく。楽天モバイルも参加を検討している。

これまで個人のユーザーと企業がSMSを送受信する場合には、企業側が携帯3社の利用者向けにそれぞれ個別の番号を用意する必要があった。今回の共通化により、1つの共通番号でSMSの問い合わせを受け付け、同じ番号からSMSで回答するなどの対応が可能になり、双方向的なコミュニケーションが可能になる。

SMS NTTドコモ KDDI ソフトバンク

共通化によるSMSの利用イメージ

個人と企業間のSMS送受信サービスは、携帯電話番号だけでテキストメッセージを送信できる利便性から、二段階認証のコード送付など、主に片方向の連絡手段として利用されている。一方、SMSの番号が同じ企業でも携帯3社ごとに異なっていることで、携帯3社ごとの番号を個人のユーザーに案内する必要があり、双方向のコミュニケーションツールとしての使いづらさが課題だった。

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