ベライゾン、プライベート5Gを日本含むアジア太平洋地域と欧州で提供開始

ベライゾンはノキアと提携し、エンタープライズ向けプライベート5Gのプラットフォームを、ヨーロッパおよびアジア太平洋地域で提供すると発表した。「既に商業的にアベイラブルでデリバリー可能な状態」(ベライゾンビジネス CEO Erwin氏)といい、製造業、パブリックセーフティ、政府系などのミッションクリティカルな業務に非常に役立つとした。

ベライゾンは2020年10月30日、ノキアと提携してエンタープライズ向けプライベート5Gのプラットフォームを、ヨーロッパおよび日本を含むアジア太平洋地域で提供すると発表した。

企業や行政組織などは、このプラットフォームを活用することで、プライベート5G環境を自社の敷地内に展開できる。全てのコンポーネントが単一の施設に配置されたプライベート5Gネットワークは、通信塔(マクロタワー)と屋内基地局(スモールセル)で構成され、企業のLANとエンタープライズアプリケーションに接続する自己完結型ネットワークとなる。

ノキア グローバルソリューション担当 シニアバイスプレジデント Brian Fitzgerald氏は、「このネットワークはノキアのDigital Automation Cloudと連携することで、ウェブベースのインターフェースを介してアプリケーションを導入、展開できる」と説明。


ノキア グローバルソリューション担当 シニアバイスプレジデント Brian R. Fitzgerald氏

ベライゾンビジネス CEO Tami Erwin氏は、このプライベート5Gは「既に商業的にアベイラブルでデリバリー可能な状態」と表現した。


ベライゾンビジネス CEO Tami Erwin氏

「コロナで5Gの導入はかえって早まる」

ユースケースとしては、「例えば製造業、空港や湾港、ロジスティクス、政府系においてミッションクリティカルな業務を遂行していく際に非常に役に立つ」(Fitzgerald氏)という。



製造業でのイメージ

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