ビジネス・企業

シスコが宇宙ビジネスの共創拠点「イノベーションハブ」を日本橋に開設

文◎坪田弘樹(編集部) 2019.04.18

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

シスコシステムズは2019年4月18日、宇宙ベンチャーや異業種企業との交流を目的としたオープンイノベーション拠点として「Cisco Innovation Hub」を開設した。場所は、JAXAや、Space BD等の宇宙ベンチャーも入居する、東京・日本橋の宇宙ビジネス拠点「X-NIHONBASHI」。さくらインターネットやVAIO、三井不動産といった企業とエコシステムを構築し、新たな宇宙産業の創出を目指す。


「業種を超えたコラボレーションを実現しながら、新しいビジネスをクリエーションしていこう」

シスコシステムズ代表執行役員会長の鈴木和洋氏は、Cisco Innovation Hub(イノベーションハブ)の開設に当たり、そう抱負を述べた。この拠点の目的は、新事業の共創とエコシステムの構築、そして、未来の宇宙ビジネスを担う人材育成にあるという。「宇宙ビジネスは、現在においては1つの可能性に過ぎないかもしれないが、パートナーとともに新しいテクノロジの開発、新しい人材の育成に取り組んでいきたい。シスコにとっても大変重要な位置づけになる」と話した。


当初はJAXA、Space BD、さくらインターネット、VAIO、三井不動産などで活動を始める


今回開設したイノベーションハブは、シスコが東京をはじめ世界で14拠点で運営している「Cisco Innvation Center(イノベーションセンター)の新たな拠点となる。その役割について、イノベーションセンターのセンター長を務める今井俊宏氏は次のように述べた。

「イノベーションセンターでは、製造業や公共、スマートシティといったインフラを作る活動をしてきた。セグメントが固定化されたなかでソリューション開発等を進めてきた」とこれまでの活動を振り返ったうえで、イノベーションハブは、そうした活動をさらに発展させるために「他業種との連携」を主眼としているという。

また、新たな市場機会との接点を設ける狙いもある。「イノベーションハブで新たな方々と事業を行うことで、新マーケットへの参入を目指している」と同氏。そこで得られた知見などは、イノベーションセンターの活動にもフィードバックする。



シスコシステムズ 代表執行役員会長 鈴木和洋氏(左)と
イノベーションセンター センター長の今井俊宏氏


イノベーションハブを開設したX-NIHONBASHIで共に活動するのは国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、超小型衛星打ち上げサービス等を手がけるSpace BD、衛星データプラットフォーム「Tellus」を運用するさくらインターネット、VAIO、三井不動産など。

具体的な活動としては、次の2つを進める。



衛星データを活用したビジネスアイデアの発掘、サービス化に取り組む


1つは、様々な企業等の参加を募り、新サービス/ソリューション開発を行うための「イノベーションチャレンジ」だ。衛星データを活用した新ビジネスなどの創出を狙い、2019年夏頃にアイデアハッカソンを実施。発掘したアイデアをプロジェクト化、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて「サービス化/ショーケース化を行い、将来のビジネスにつなげていく」(今井氏)考えだ。

2つめは、人材育成の取り組みである。



宇宙ビジネスに携わる次世代の人材育成にも取り組む


パートナーであるVAIOなどが持つ宇宙教育コンテンツを活用して、主に学生を対象にイノベーションハブでのオンサイト教育を実施。さらに、Cisco WebEx TeamsやWebEx Boardなどを活用した遠隔学習の仕組み「デジタルラーニングプラットフォーム」を活用して、距離や時間の制約がない学びとつながりの場を提供するという。

スペシャルトピックスPR

singtel1904
sonybiz1904
silverpeak1904

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】キャリアネットワークの
   メガトレンド
●5Gを4つのキーワードで解説 ●通信インフラは「共有」する  ●基地局は持ち運ぶ時代へ ●ネットワーク機器の機能分離が加速 ●ゲームチェンジの引き金を引くO-RAN ●5G網はSRv6で一筆書き

●[インタビュー] クアルコムジャパン 須永順子社長「5Gの1年前倒しに大きな意義。ローカル5Gを工場へ積極提案」 ●スマホ内線化で働き方を変える ●埼玉県飯能市が“IoT罠”で獣害対策 ●ネットワン「サブスク拡大」の理由 ●IoTを導入しない企業は5年以内に脱落? ほか

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
プレゼントキャンペーン201904B

スペシャルトピックス

インテルキャリア網もクラウドネイティブへ
5G革命を推進するインテル

インテルが5G時代の新NW実現に向けた取組みを加速させている。

エクストリームネットワークス「ワイヤレスジャパン」に出展!
Wi-FiとIoTをAIが自動で管理

「Smart OmniEdge」がネットワークエッジのトラブルから解放する!

NTTコミュニケーションズeSIMを本格提供! 垂直統合で企業のIoT活用を支えるNTT Com

国内MVNO初のリモートプロビジョニング対応eSIMサービスも提供開始

サクサキャリア網の利用で高い通話品質
スマホ2台までお試し導入も!

サクサのビジネスホンなら、スマホ内線が途切れない! 使い勝手も◎!
NTTコムウェアスマホ内線で高い通話品質を実現!

交換機開発のノウハウを活かしたNTTコムウェアのクラウドPBXは、高い安定性や優れた通話品質が特徴

日本シエナコミュニケーションズ光伝送網の能力はもっと引き出せる
目指すは“どこでも400G”の世界

シエナが1波800Gbps伝送を可能にする新世代チップを発表した。

KCCS加速し続けるSigfoxの「今」
人口カバー率は94%を突破

グローバルでも年末には70カ国・1300万回線に拡大見込みだ。

専門人材が24/365で対応するMSS
最新鋭のSOCで途絶なく脅威を監視

次世代FWなどのセキュリティ機器は「設置しておしまい」ではない。

ケーエムケーワールド最大2.7Gbpsの次世代FW
100名以下の企業で採用が増加!

NISG3000は様々なセキュリティ対策が詰まったオールインワン型

ジュニパーネットワークス"クラウドが遅い"をSD-WANで解消
ブレイクアウトの課題とは?

クラウドの「体感品質」にフォーカスしたジュニパーのSD-WAN

シングテル海外拠点網“SD-WAN化”の注意点とは?

グローバルキャリアに聞く回線選びの重要性

ソニービズネットワークス“ひとり情シス”でも心配なし!
SD-WAN始めるならマネージド型で

SD-WAN導入に悩みを抱えるIT担当者に最適なマネージドSD-WAN

マクニカネットワークス高精度にアプリ識別可能なSD-WAN
速度も最大10倍以上に高速化

Silver PeakのSD-WANは「正確で速い」という強みを持つ。

ハカルプラス後付け簡単&低コスト! 5km飛ぶLoRa無線機で始める設備のIoT化

IoT導入時のハードルをぐっと下げる、ハカルプラスの「LoRa無線機」

サイバーソリューションズビジネスメール詐欺を確実に防御!
メール攻撃対策の頼れる存在

MAILGATESΣなら、既存メール環境と組み合わせて解決できる

ZETAアライアンスマルチホップができる革新的LPWA
ZETAでIoTビジネスを掘り起こす!

マルチホップという他のLPWAにない特性で、次々にユースケース開拓!

ソネット“ネットワークエンジニア不要”は
本当だった!

コスパの高さと圧倒的使い易さに感銘! Ubiquitiのユーザーが証言。

ラクスメール対応ミスを複数人管理で減少
誤送信を防ぐ送信前チェック機能も

返信モレに重複対応、誤送信……。メールによる顧客対応の課題解決!

NECモバイルワークに必須のアイテム
いつでもどこでも内線通話を実現!

NECのUNIVERGE ST500は、スマホを内線端末として利用可能にする。

アクセスランキング

tc1904
http://amzn.asia/d/ejYdrIg

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます