ヤフー、Clos IPファブリックの運用管理にApstra社の自動化ツールを採用

東京エレクトロンデバイスは2018年3月19日、Apstra社のClos IPファブリックに特化した自動化ツール「AOS(Apstra Operating System)」をヤフーに納入したと発表した。

データセンター内のトラフィック増加が顕著になっていたヤフーでは、ネットワーク機器を柔軟にスケールアウトできるClos IPファブリックの導入を進めていたが、ネットワーク規模の拡大に伴い、限られた人員での対応が難しい状況になってきたため、効率的に運用できる手段を検討していたという。そこで複数の製品・技術の中からApstra社のAOSを採用した。

AOSでは、GUI上でスイッチタイプ、ポート数、帯域を作成して結線してネットワーク設計を行い、利用するスイッチ製品ごとにコンフィグレーション情報を生成して展開するまでを一元管理できる。

これにより、スイッチ製品の技術習得や物理機器への設定作業が不要となり、これまで数日間かかっていた作業を、数十分で終えることが可能になったという。また、ケーブルの配線ミス、障害解析、スイッチやネットワークトラフィックの状態をGUI上で把握できるため、運用にかかる手間も大幅に軽減しているとのこと。

Apstra社
Apstra社「AOS」の概要

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