NTTPCコミュニケーションズは2015年1月22日、企業ネットワークと複数のクラウドを閉域網でつなぐ「Master’sONE インタークラウドネットワーク」を発表した。
また併せて、Microsoft Azureとの閉域接続サービスである「Master’sONE ダイレクト接続 for Azure」の受付を1月30日から始め、3月2日より提供開始することも明らかにした。
Master’sONE インタークラウドネットワークの概要 |
*1:今後提供予定 *2:ユーザーの要望に応じて接続 |
Master’sONE インタークラウドネットワークは、NTTPCの提供するクラウド群やAWS、Salesforce 1 Platform、Azureなど、複数のクラウドとのシームレスな閉域接続を実現するもの。複数のクラウドに対して、インターネットを経由しないセキュアかつ安定した接続が行える。
今後、IBM SoftLayerにも対応予定のほか、ユーザー企業の要望に従い、現在はサポートしていないクラウドやデータセンターへの閉域環境も提供するという。
対応するクラウド |
*今後提供予定。また、上記以外のクラウドにおいても、要望に合わせ接続環境を提供できるという |
また、複数のクラウドを利用する際に便利なインテグレーション機能も今後提供する予定。具体的には、システム間連携のための「アプリケーションデータ連携(EAI連携)」、複数クラウドを一元的に監視できる「一元監視サービスデスク」、誰が・いつ・どのクラウドを利用したかを記録する「アクセスログ集中管理」などの機能を準備している。