ハイテクインターは7月27日、5GHzと2.4GHzを組み合わせてWi-Fi回線を冗長化できる「Wi-Fi回線冗長化ソリューション」の提供を開始した。
これを利用すれば、映像伝送システムなどで通信断を防ぎ、安定した映像伝送を実現できるという。
リンクアグリゲーション機能を備えた「回線冗長装置」を映像伝送システムに組み込むことで、一方のネットワークが途切れた場合、もう一方のネットワークにシームレスに遷移して通信を継続する。5GHz帯の中だけでなく、2.4GHzの回線も冗長化の対象としたのは業界初(ハイテクインター調べ)。2.4GHzしか利用できないユーザーも利用可能だ。
Wi-Fi回線冗長化ソリューションのイメージ
また、通常3~4時間かかる冗長化の設定も、同社が用意する設定ファイルを投入するだけで20~30分で簡単に利用開始できる。
システム構築の参考価格は、回線冗長装置、5.6GHz帯対応 屋外用無線AP/ブリッジ「DLB5-15ac」、2.4GHz帯対応 屋外用無線AP/ブリッジ「DLB Propeller 2」がそれぞれ2台ずつの場合、約28万円。