ソフトバンクの子会社でインターネットエクスチェンジ(IX)事業を行うBBIXは6月25日、パートナーを通じてどこからでもGoogle Cloud Platformへ接続できるGoogle Cloud Partner Interconnect(以下、Partner Interconnect)の提供を開始した。
Partner Interconnectは、Google Cloud Interconnectファミリーに属する商品。この閉域接続は、従来のVPNよりも高速かつ低コストでオンプレミスのデータセンターとGoogle Cloudを接続する最適なソリューションだという。
Partner Interconnectにより、ユーザーは「BBIXマルチクラウド接続サービス」経由で、自社の接続拠点から最短距離にあるGoogle接続拠点へ接続することができる。また、1Gbpsから5Gbpsまでの広帯域なインターフェースの選択が可能となる。
「BBIXマルチクラウド接続サービス」は、BBIXのIXサービスへ加入したユーザー向けに、ピアリングを行っている回線と同一ポートでクラウド事業者との直接接続を提供するサービスだ。BBIXのL2ネットワーク上で、BBIXが提供するVLANを介して、ユーザーと複数のクラウド事業者との閉域接続が可能となる。
帯域は1Gbps、2Gbps、5Gbpsの3種類で、東京エリアと大阪エリアに提供する。接続先のクラウドサービスは、東京エリアがAzure、Alibaba Cloud、さくらのクラウド、AWS、そして今回追加されたGoogle Cloud。大阪エリアはAzureのみとなっている。