NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)はNTTドコモと「ドコモオープンイノベーションクラウド」のパートナー契約を締結した。そして6月21日より、ソリューション開発者のためのマネージドサービス「EG Assist」の第1弾として「セキュリティ対策支援サービス」の提供を開始する。
ドコモオープンイノベーションクラウドは、5G時代に求められる低遅延・高セキュリティなどのMEC(Multi‐access Edge Computing)を特長とするクラウドサービスで、ドコモ網内の設備にクラウド基盤を構築することで実現されている。
EG Assistは、ドコモオープンイノベーションクラウドを利用する開発者向けに、セキュリティ対策やシステム運用監視などを支援するマネージドサービス。
「EG Assist」のイメージ
ドコモオープンイノベーションクラウド上のソリューション開発者環境を外部から監視することで、リスク対策状況の判定や各種異常を検知・通知する。
EG Assistを導入することで、ポートスキャン・乗っ取りリスク判定・L7攻撃対策判定などのエンドポイント(インスタンス)のセキュリティを確保でき、死活監視・サービス監視・リソース監視などによるトラブル発生時の早期検知・復旧支援も受けられる。また、システム運用に掛かるリソース・コストを低減できるとしている。
「セキュリティ対策支援サービス」のサービス概要