IoTプラットフォームSORACOMを提供するソラコムは2021年4月27日、ダッシュボードの作成と共有、アラート通知をサポートする「SORACOM Lagoon」の新バージョンを提供開始した。
SORACOM Lagoonは、同社のIoT通信の無料プランから使えるIoTダッシュボードで、2018年7月に提供を開始した。ブラウザ上の操作だけで線グラフ、棒グラフ、メーター、テーブル、地図など10種類以上の可視化方法やアラート通知の設定を組み合わせて、用途に合ったダッシュボードを手軽に作成できる。
新バージョンでは、「得られたデータを演算し表示」「複数デバイスのデータをひとつのグラフ上に表示」といった操作性や可視性が向上。ブラウザの操作だけで、細かなダッシュボードデザインやアラート設定が可能になったという。
サンプルデータを使ったIoTダッシュボードの例
あわせて、同日よりSORACOM Lagoonダッシュボード用のサンプルデータも提供。これまでダッシュボードの表示には実デバイスから送信されるデータが必須だったが、このサンプルデータを用いることで、ダッシュボード作成後すぐに時系列データを表示し、動くダッシュボードを閲覧できる。
