スウェーデンのエリクソンは2010年7月2日(現地時間)、スペイン最大の電力会社であるEndesa社が同社の企業内ネットワークの運用を4年契約でエリクソンに発注したと発表した。エリクソンは単独で、Endesa社の企業内ネットワークの運用、保守、工事などを担当する。
エリクソンはかねてから通信事業者向けにネットワーク運用のアウトソーシングサービスを提供しており、エリクソンのスペインエリア社長であるIngemar Naeve氏は今回の契約について「企業や公益事業など、他業種に拡大することを可能にする戦略的プロジェクト」と述べている。
ラテンアメリカ最大の民間公益電気事業も所有するスペイン最大の電力会社Endesa社は、ヨーロッパ各国とモロッコで操業、2350万人の利用者と2万4500人の従業員を擁しているという。