ソラコムは2021年3月30日、IoTプラットフォームSORACOMで、KDDI auネットワークの5G(NSA)/4G LTEが利用できるデータ通信契約「planX2」の提供を開始した。
planX2の利用に際しては、1枚のSORACOM IoT SIMに複数の通信契約を追加できる「サブスクリプションコンテナ」機能を利用する。ユーザーは新規で購入、もしくはすでに保持しているSORACOM IoT SIMでplanX2を利用できる。SORACOMユーザーコンソール画面もしくはAPIから操作し、1回線単位でサブスクリプションを追加可能だ。
なお、サブスクリプションコンテナでは、セルラー通信経由で遠隔からSIMの設定を書き換える技術であるOTA(Over The Air)を使用するため、OTA対応モジュールでのみ利用できる。
利用料金は、基本料金が1日あたり0.06ドル、サブスクリプション利用料金が月額1.8ドル、データ通信料金が1MBあたり0.01ドル。初期費用として、SORACOM IoT SIM(カード型は5.5ドル、チップ型は6.6ドル)料金と、サブスクリプション追加費用(1サブスクリプションあたり3ドル)がかかる。
SMS利用料金は、IoTデバイスへのSMS送信が1通あたり0.005ドル、IoTデバイスからのSMS送信が1通あたり0.4ドル。