JSOLとブロードバンドセキュリティ(BBSec)は3月18日より共同で、企業のネットワークおよびセキュリティの検討段階から、その後の設計、構築、運用までをトータルに支援する、「次世代型ネットワーク・セキュリティソリューション」の提供を開始した。
次世代ネットワーク・セキュリティソリューション概要図
検討段階では、NIST(アメリカ国立標準技術研究所)が公開した、ゼロトラスト・アーキテクチャへの準拠状況をアセスメントし、対策ロードマップ作成を支援する「ゼロアセスメントサービス」と、既存のネットワーク資料の確認や簡易ヒアリングから、構成やコストについて評価し改善策を提案し、将来を見据えた次世代ネットワーク策定を支援する「ネットワークアセスメント&コンサルティングサービス」を提供する。
設計・構築フェーズでは、「ネットワーク・セキュリティ構築サービス」によって、ゼロトラストを実現する次世代クラウドネットワークセキュリティーモデルである「SASE」を構築し、「ネットワーク一括提供サービス」でネットワークの回線や機器、サービスの選定から、設計、構築、運用、保守、維持管理を一括して提供。
さらに運用の段階では、24時間365日体制でセキュリティー脅威を検知・分析する「マネージドセキュリティサービス」を用意。東阪2箇所にサービス拠点であるセキュリティオペレーションセンターを設置しているため、金融機関向けに、「FISC安全対策基準」で求められる災害復旧サイトを設けるディザスタリカバリ対応が可能となっている。
また、「ネットワーク運用サービス」も24時間365日体制で用意しており、アラート発生時の一次切り分けや復旧対応の他、ネットワーク基盤維持管理、構成管理、改善提案を行う。