これは2020年7月、1500人のKDDI社員を対象に実施した内容を引き継ぐもの。新型コロナウイルス感染症対策としてオンデマンドバスを利用することで、不特定多数の人物と接触する公共交通機関での移動を回避し、自宅近くの乗車スポットから勤務地まで少人数で着座して移動するサービスだ。
仕組みとしては、出勤前日の夜まで、また退勤は当日の昼までに、アプリケーションで希望の乗降場所、乗降時刻を指定してオンデマンドタクシー配車を予約する。乗降場所は自宅や職場周辺のコンビニなど、約1000箇所から選択可能だ。予約締め切り後に相乗り経路の最適化計算を行い、運行ルートを確定した後、予約確定情報が利用者に通知され配車手続を行う。
実証実験の仕組み |