エリクソンは2020年7月20日、ソフトバンクが展開するスタンドアローン構成の5Gネットワーク用のクラウドネイティブ5Gコアのサプライヤーに選定されたと発表した。ソフトバンクは2019年5月に、エリクソンを5G RAN(無線アクセスネットワーク)のプライマリーベンダーに選定している。
エリクソンが提供するのは、エリクソンクラウドパケットコア、エリクソンクラウド・ユニファイド・データマネージメント&ポリシー、エリクソン NFVIを含むソリューション。同社は、これらがソフトバンクの運用業務の転換に重要な役割を果たすとしており、また、クラウドコアで採用するコンテナベースのマイクロサービスアーキテクチャーと自動化機能によって、CI/CD(Continuous Integration/Continuous Delivery)を含むゼロタッチオペレーションが実現されるという。
なお、エリクソンは現時点でそれぞれ異なる事業者と99件の商用5G契約または合意を結んでおり、世界中で54の商用5Gネットワークをサポートしている。