握手会でのファンとの交流や、ライブ運営にシスコのデジタルホワイトボード「Cisco Webex Board」を活用している乃木坂46。
例えば握手会では、ファンが集っている会場とメンバーの控室の両方にWebex Boardを設置。休憩中のメンバーがボードに書き込んだ内容が、リアルタイムに握手会場側のボードに表示される。メンバーの中田花奈さんは、「いつも握手会の前や休憩時間に使っています。始まる前に今日お話したい話題を提供できるので、すごく盛り上がります」と、新しい交流の仕方が実現していることを紹介した。
握手会の控室でWebex Boardにコメントを書き込む様子
ファンの反応について「話題がほんとに広がります。昼ごはんは何を食べたとか、今日の服装とか。ファンの方にもすごく喜んでいただいています」と話すのは、岩本蓮加さん。メンバーの1人が書いた内容に対するリアクションを他のメンバーが書き込む、そんなやり取りがリアルタイムに会場側のボードに表示されることもファンにはとても好評という。
(左から)乃木坂46の松村沙友理さん、中田花奈さん、岩本蓮加さん
シスコの“つなぐ技術”が活躍しているのは、握手会だけではない。ライブ会場の運営にも大きな変革をもたらしている。
2018年に乃木坂46は、同一アーティストとしては史上初となる取り組みを行った。明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場の2つの会場でライブを同時開催し、その両会場を映像でつなぐ2会場同時ライブだ。両会場のスタッフが連動してライブを進行するのに、WebEx Boardと、ビジネスチャット等の機能を持つWebEx Teamsが使われた。