KDDIは2018年6月18日、XR技術による新たな体験の創出を目指し、スマートグラスを利用した3D映像視聴の実証実験を行うと発表した。日本航空(JAL)と連携し、羽田空港国際線ターミナルのJAL国際線サクララウンジ・スカイビューで、6月20日~29日の期間限定で実施する。空港ラウンジでのスマートグラスを用いた3D映像体験の提供は日本初だという。
使用するスマートグラスは、KDDIが戦略的パートナーシップを締結した米ODG社の「R-9」。「沖縄の美しい海」や「北アルプスの雄大な山々」「OSAKA 360」など、数種類のコンテンツを用意する。
KDDIは今回の実験を通じてラウンジでの新たな過ごし方の提案を行うとともに、機内での利用など新たなユースケースの可能性を検討し、スマートグラスの商用化に向けて取り組むとしている。