ノキアと丸紅は2018年3月1日、日本国内およびグローバルでのIoTサービスの開発・試験・提供に関する合意書（MoU）を締結したと発表した。

これにより丸紅は、ノキアのワンストップIoTマネージドサービス「Nokia Worldwide IoT Network Grid（WING）」を活用し、国内外の5つの営業グループ（生活産業、素材、エネルギー・金属、電力・プラント、輸送機）の法人顧客に対して、フリートマネジメントや産業機械のリモートモニタリング、国際物流とアセットマネジメントなどの包括的なグローバルIoTサービスを迅速かつ効率的に提供可能になるという。

一方、ノキアは、丸紅の国内でのMVNO/MVNE事業での知見を通じて、日本の規制や商習慣に対応するIoTサービスを提供できるようになるとしている。

Nokia WINGは、統合されたグローバルIoTコア、サービスとしてのConnectivity Management Platform、IoTに特化したオペレーション、請求、セキュリティ、データアナリティクス、およびアプリケーション・エコシステムを統合したソリューションだ。

（左から）ノキア WING事業責任者 Ankur Bhan氏、
丸紅無線通信 代表取締役社長 山際賢氏、
ノキアソリューションズ＆ネットワークス 代表取締役社長 ジョン・ハリントン氏