サイレックス・テクノロジーは2018年1月15日、LTEモデムを内蔵したアプリケーション組込み用IoTゲートウェイを発表した。無線LANモデルの「GW-100AN」と有線LANモデルの「GW-100」をラインナップする。
特徴の1つは、専用開発キットを利用することで、Linuxアプリケーションの追加が可能なこと。開発キットには、MQTTプロトコルやPythonアプリの実行環境が用意される。また、搭載する無線LANモジュール向けにチューニングされたサイレックス製のドライバライブラリを利用できるため、開発者は自社専用のデータ収集・解析アプリケーションの開発にリソースを集中できるとしている。開発したLinuxアプリケーションは、同社のLinux Box製品「LB-100AN」と共通利用できる。
内蔵するLTEモデムは、Cat.1をサポート。無線LANモデルは、IEEE 802.11a/b/g/n(デュアルバンド)に対応する。価格はGW-100ANが4万5000円(開発キット一式付きは6万円)、GW-100が3万5000円(同5万円)。
「GW-100AN」「GW-100」