NTTドコモは2017年10月19日、Bluetooth Low Energy(BLE)を活用した法人向け位置管理サービス「ロケーションネット」を10月26日から提供開始すると発表した。
特定のエリア内に検知器を設置し、管理対象の「人物」や「物品」には専用のタグを付与。BLEで取得した位置情報を専用サーバーにアップロードする。取得した位置情報は、スマートフォン用の専用アプリやWebサイトで閲覧できる。
「ロケーションネット」のサービスイメージ
GPSを活用した位置管理サービスとは異なり、高架下や屋内などの見通しの悪い場所でも、位置を取得できるのがメリット。また、電力消費量も少ないため、タグの電池寿命は平均半年程度と、GPSよりも長時間使用できるという。
ドコモでは、児童の登下校時の見守り、徘徊高齢者の見守り、来場者の導線把握、屋内施設や倉庫での物品管理、医療機器や医薬品の管理、家畜の見守りなどの用途を想定しているという。
料金イメージは、児童や高齢者の見守りで月額1万円~、企業内におけるモノの管理で月額5万円~(ともにタグ100個、検知器1台の場合)。