東陽テクニカ、LoRaWANの認証サービス開始

東陽テクニカと無線通信デバイスの認証試験ラボDEKRA Testing and Certificationが共同運営する「東陽テクニカ/DEKRA 日本ラボ」は、8月31日から「LoRaWAN AS923向け認証試験サービス」を開始した。

試験環境のイメージ図
※DUT=被試験デバイス

同ラボはLoRa Allianceから認定された公式認証試験ラボだ。8月に新たにリリースされた最新仕様「LoRaWAN V1.0.2 for AS923MHz ISM Band」向けの公式認証試験サービスを提供する。この最新仕様は、ヨーロッパ向け認証プログラムをベースとし、日本を含むアジア10 カ国(日本、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)向けに周波数帯(923MHz)などを変更した認証プログラムだ。

東陽テクニカ/DEKRA 日本ラボでは、以下の認証に対応しているという。
・ヨーロッパ EU863-870MHz
・北米地域(米国+カナダ) US902-928MHz
・韓国 KR920-923MHz
・日本を含むアジア10 カ国 AS923MHz

この認証を取得することにより、LoRaWANロゴマークの仕様が可能となる。製品や広告に表示することで、品質が保証されたデバイスであることをユーザーへ伝えられる。また、LoRa Allianceの公式Webサイト内に認証済み製品として提示されるため、認証済み製品を世界中にアピールできるという。

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