ケイ・オプティコムは、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)の「IBM Watson」を活用したAI(Augmented Intelligence:拡張知能)型チャットボットサポート「バーチャルアシスタント(β版)」を8月1日から開設した。
バーチャルアシスタント(β版)の愛称は「つなぐ」。「eoユーザーサポート」の右側にある「eoに問い合わせる」の中から、「AIに質問する」を選択すると利用できる |
従来のオペレーターによる対応に加え、チャットボットのサポートを導入することにより、これまではチャットの受付時間外であった夜間においても対話形式のサポートが提供可能になった。自然な対話を通じて、各種接続・設定や手続方法、トラブルシューティングなどのユーザーサポート情報を、いつでも的確かつ迅速に提供できるという。
ケイ・オプティコムは今回β版としてバーチャルアシスタントを開設したが、バーチャルアシスタントは、すでにIBM WatsonのAPIである「Conversation(会話技術)」と「Retrieve and Rank(検索およびランク付けの技術)」を使い、ユーザーサポート情報やこれまで蓄積してきた問い合わせ内容などを予め学習している。今後は、顧客が利用していく中で質問や回答内容を蓄積し、学習を継続していきながら精度を高め、オペレーターに近い自然な応対を早期に実現できるように取り組むという。
なお、ケイ・オプティコムは9月初旬にはLINEによるサポートへもIBM Watsonを導入する予定だ。