ネットワンシステムズは2017年6月16日、クラウドへのインターネット接続経路と性能を可視化する「クラウドアクセス可視化サービス」を6月30日から提供開始すると発表した。
可視化できる主な項目としては、(1)クラウドサービスへのインターネット接続経路/パケットロス/遅延、(2)接続先Webサーバの応答可否/応答速度/ダウンロード速度、(3)ISP間の接続構成の変化がある。
これらの項目を可視化することで、トラブル発生時の原因切り分け作業にかかる時間を大幅に短縮できるほか、インターネットが原因の場合、その影響地域などを把握可能になる。
クラウドアクセス可視化サービスは、クラウドサービス事業者向けの「インバウンド可視化」とユーザー企業向けの「アウトバウンド可視化」の2つのメニューから構成。月額料金は、前者が9万6000円~、後者は12万7000円~となっている。
なお、クラウドへのインターネット接続経路と性能を可視化するサービスは国内初とのこと。
「クラウドアクセス可視化サービス」のサービスイメージ