NECマグナスコミュニケーションズは2017年5月10日、IoT/M2M向けのLTE通信装置「uMシリーズ」の新機種「uM70L」と「uM310R」の販売を開始した。
uM70Lはシリアルインターフェースを実装した通信アダプタ。ISDNやPHSで利用中のIoT機器のATコマンドや無手順データを変更することなく、LTEネットワークへの移行を実現できるという。また、別途専用ゲートウェイをセンター側に設置すれば、センターサーバーおよび端末等のシステム変更なしでの移行も可能とのこと。
一方、uM310RはルータータイプのIoT/M2M向けLTE通信装置。国内3キャリアのLTE回線用SIMカードが利用可能で、有線LAN、無線LAN、有線WAN等のインターフェースも実装する。複数のキャリアが利用できるため、多彩なサービスの提供やバックアップ回線の用意などが可能としている。
両製品の価格はオープン価格。uM70Lは8月、uM310Rは9月からの出荷予定だ。