ソフトバンクは2017年3月23日、5G向け周波数の候補の1つである28GHz帯での5Gの実証実験を開始した。
実証実験エリアは東京臨海副都心(台場地区)で、帯域幅は732MHz。10Gbps超の高速ブロードバンド通信や無線区間1ms以下の超低遅延通信などの検証に向けて、Massive MIMOや新たな無線インターフェースなど、5G要素技術を実装した実証実験装置を用いた実験を屋内外の環境で実施する。
ソフトバンクは以前から4GHz帯および4.5GHz帯で5Gの実証実験を進めており、今回の28GHz帯により、合計3つの候補周波数帯で実証実験を行うことになる。